2016年6月30日、イギリスのロンドンで開催された「2016年グランド・エンジニアリング・アワード」で、メインマーク・グループがニュージーランドで行った「クライストチャーチ・アート・ギャラリー」の震災復旧工事(水平化工事)が「最優秀国際プロジェクト賞」の栄誉に輝きました。
世界中から応募があった数々のプロジェクトの中から選ばれた「クライストチャーチ・アート・ギャラリー」の震災復旧工事は、地震で傾いた大規模な建物でも液状化対策工事を行い、さらに水平に戻すことができるというまったく新しい“常識”を業界に打ち立てました。
「最優秀国際プロジェクト賞」の受賞は、メインマーク・グループが持っている「専門的な知識」と「綿密なプロジェクト管理能力」、そして「革新的な技術力による卓越した問題解決力」を証明するものです。また、発注者に積極的な協力を仰ぎ、プロジェクトの成果を最大限引き出すために行ったあらゆる努力も評価されました。
ロンドンで行われた授賞式には世界中のグランドエンジニアリング業界から優れたグローバル・リーダーが集まり、盛大な雰囲気の中で行われました。
賞は、「地球環境」「地上調査」「健康と安全」「製品および機器の技術革新」「持続可能性」など15の分野にわかれ、それぞれの分野で優位性を競いました。
「優秀国際プロジェクト賞」は、国際舞台で地盤技術における革新的なプロジェクトを行ったチームに授与されます。最終選考に残ったプロジェクトは、オーストラリア、サウジアラビア、チェコ共和国、カタール、ロシア、ペルーなどなど。その中から、メインマーク・グループの「クライストチャーチ・アート・ギャラリー」の震災復旧工事が最優秀賞に選ばれたことは、私たちにとって大いなる誇りであるとともに、とても意義あることだと思っています。
※「メインマーク(日本法人)」は、このプロジェクトにケミカルグラウト株式会社の『ジェットクリート工法』、平成テクノス株式会社の『JOG工法』といった日本の優れた地盤対策工法の技術輸出のために契約面でのサポートを含め全面的に協力しました。
この動画はメインマーク・グループが行った「クライストチャーチ・アート・ギャラリー」震災復旧工事を詳しく紹介しています。ぜひご覧いただいて革新的な技術をご確認ください。